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株式会社田子重

田子重のベーカリー部門を

一から作り上げた

​最年少女性マネージャー!

常葉学園高等学校出身

​井上麻耶さん

1.マネージャーの仕事はこんな仕事!

 田子重では、初めからパンの値段が100円と決まっています。お客様が安くて美味しいパンを求めているからです。メーカーの方にも値段に合うように作ってもらい、実際に試食して仕入れています。

​また、私自身が新商品開発についてアイディアをだすことも多々あります。毎月店頭に出すパンは、ひとくちクロワッサンや、全て手作りのカレーパンなど安定した人気を誇るレギュラー商品はもちろんのこと、季節ごとの限定パンも約5種類用意しています。例えば秋なら、サツマイモや栗をふんだんに使ったパンを期間限定で売り出します。さらに、小さな子供向けにはキャラクターのパン、休日にはファミリー向けのセットパンを置くようにしています。また、売り場の飾り付けにも細かいところまで工夫を凝らしています。赤っぽいパンなら黄色い紙を下に敷くなど、おいしく見える色合いを研究して、お客様がよりパンを買いたくなるようなブース作りに力を入れています。田子重のパン売り場は他社に比べてかなり充実したものになっています。

2.仕事をする上で一番大切にしていること

 スーパーのバイヤーの仕事をする上で大切にしていることの一つに、お客様の目線に立って商品の販売方法を考えるということがあります。例えば、商品が美味しく見えるように同じ色のパンが重ならないように工夫しています。その他にも、他のスタッフやメーカーの方、パートの方とのコミュニケーションを大事にしています。スタッフの方などと親身になって接することで仕事の効率や、やる気の向上に繋がっています。

3.これから目指すことは?

学生時代から通った田子重に入社して6年が経ち、今では「いのっち」の愛称で数少ない女性マネージャーとしてスタッフに頼られる存在になりました。ベーカリー部門設立当初からお客さまのニーズにあったパンを開発し、工夫に工夫を重ねて、パンを売り続けてきた私の今後の目標は、「男性が好みそうなパン」や「部活帰りの学生に求められるパン」を販売していくこと、グループマネージャーというワンランク上を目指すこと、そしてゆくゆくは次の世代に引き継いでいってもらうことです。

取材

取材を終えて

今回のインタビューを通して

取材前はバイヤーというお仕事について「商品を仕入れる」という裏方のイメージしかなかったが、今回インタビューし、仕入れ以外にも商品を販売する上で様々な工夫を凝らし、ご自身も店に顔を出しながらスタッフと一丸となって商品を作り上げていることを知り、イメージが変わりました。

​ 語る姿はとても輝いていて、私たちも将来、自分の仕事を活き活きと語れるような職業に就きたいと思いました。

私たちが

​取材しました!

静岡サレジオ高等学校

(左から)1年 杉山圭祐

高田愛弓

​望月尋加

会社

会社DATA

*事業内容:スーパーマーケットの経営

*設立:1972年12月

*資本金:5,000万円

*従業員数:1,346人(社員・パート含む)

*売上高:242億円(2016年度)

*代表者:代表取締役社長 曽根 誠司

*事業所:小川店、田尻店、登呂田店、駒越店、セナ店、下川原店、西焼津店、鳥坂店、島田中央店、田沼店、西中原店、清里店

*主要取引先:静岡中央卸売市場、コプロ、ヤマキ、日本アクセス、平喜、三井食品

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